【2024年更新】建設業界のDXを支援する企業一覧!どの会社に相談するのが最適?
「最近建設業のDX化がうたわれているけど、何から始めればいいのかわからない」
「どの企業に相談するのが良いのかわからない」
このような悩みをお持ちの経営者・現場責任者の方も多いのではないでしょうか。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、従来のアナログな業務をデジタル化することで業務の効率化やコストの削減、品質向上などを図ることで、年々その注目度は上がっています。
実際、国土交通省でも建設業界における『DXに向けた取り組み』は積極的に推奨されているほどです。
そこで今回は、建設業界のDX化に積極的に取り組んでいる企業を、ベンチャー企業から大企業まで幅広くご紹介していきます。
それぞれの企業の特徴やサービス内容を分かりやすく解説していきますので、ぜひ導入の参考にしてください。
企業名 | 提供サービス |
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ネクスゲート株式会社 | ・工事台帳アシストAI ・建設業向けコンサルティングサービス |
株式会社クアンド | 現場向けリモートコラボレーションツール「SynQ Remote(シンクリモート)」 |
株式会社Polyuse | ・建設用3Dプリンタ「Polyuse One」 ・その他建設業界特化型の技術開発 |
ローカスブルー株式会社 | オンライン点群処理ソフトウェア「ScanX」 |
株式会社CORDER | オンライン点群処理ソフトウェア「ScanX」 |
建ロボテック株式会社 | ・省力化ロボット「トモロボシリーズ」の企画・開発・販売 ・建設現場省人化ソリューションの企画・開発・販売 ・建設現場DX支援 |
株式会社Kenzo | ・電子取引プラットフォーム【建設PAD】 ・建設経営コンサルティング ・建設システムの受託開発 |
株式会社グローバ | ・建設業向けクラウドサービス「クラフタ」 ・建設業向け人材紹介サービス「建設キャリア」 |
DataLabs株式会社 | ・3次元データを用いたクラウド型システム「Modely」 ・断面修復工3D出来形管理システム「Hatsuly」 |
株式会社GACCI | ・見積業務を最適化するクラウド型サービス「GACCI」 ・建設関連会社へのコンサルティング |
そもそも「何から業務改善をすれば良いかわからない」という企業様は、ぜひ「ネクスゲート」にご相談ください。
建設業界のDXを推進する会社一覧|ベンチャー企業〜中小企業編
建設業界のDX化を支援する企業は数多く存在しますが、その中でも注目すべきベンチャー企業から中小企業をご紹介します。
革新的な技術やアイデアで、建設業界の課題解決に貢献してくれることでしょう。
ネクスゲート
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2023年10月25日 |
所在地 | 東京都渋谷区代官山町8-7 Daiwa代官山ビル1階 |
提供サービス | ・工事台帳アシストAI ・その他、建設業向けコンサルティングサービスの提供 |
公式サイト | https://nex-gate.jp/ |
ネクスゲートは、建設業界に特化したDX支援企業として、さまざまな事業を通じて現場のデジタル化をとことんサポートしています。
中でも、従来手作業で行っていた工事台帳作成を大幅に効率化させた「工事台帳アシストAI」では、正確性の高い工事台帳をAIで自動作成できるサービスを提供。
現場作業員が受領書類をスマートフォンで撮影するだけで工事台帳を作成でき、品質管理にも貢献してくれます。
現場の負担軽減、業務効率化、品質向上、安全性の向上など、さまざまな課題を抱える建設企業にとって、ネクスゲートは強力なパートナーとなるでしょう。
株式会社クアンド
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2017年4月25日 |
所在地 | 福岡県北九州市八幡東区枝光2-7-32 |
提供サービス | 現場向けリモートコラボレーションツール「SynQ Remote(シンクリモート)」の提供 |
公式サイト | https://www.quando.jp/ |
株式会社クアンドは福岡県に拠点を構えるシステム開発会社で、建設現場の安全管理システム「SynQ Remote(シンクリモート)」を提供しています。作業進捗の管理や作業員の安全確保をリモートで行い、現場をよりスムーズに回せるようサポートしてくれるコンテンツです。
建設業だけでなく製造業や施設・設備メンテナンス業などで幅広い導入実績を誇っているので、品質面でも安心できるでしょう。
▶導入事例:SynQ Remote(シンクリモート)
また会社からのサポートも手厚く、デモや料金プランの説明もWebで実施しているため、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
株式会社Polyuse
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2019年6月 |
所在地 | 東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F |
提供サービス | ・建設用3Dプリンタ「Polyuse One」の提供 ・その他建設業界特化型の技術開発 |
公式サイト | https://polyuse.xyz/ |
株式会社Polyuseは、建設業界向けのBIM/CIMソリューションを提供しているベンチャー企業です。
BIM/CIMとは「Building Information Modeling/Construction Information Modeling」の略で、建築物の設計・施工・運用を3次元モデルで管理する技術のこと。
実際、Polyuseは建設用3Dプリンタ技術の研究開発を手がけている国内唯一の企業として、業界内でも高い注目を集めています。
現場の導入実績も多く、国内建設現場では9割のシェアを誇っているとのこと。
設計段階から施工段階、運用段階まで、建設プロジェクト全体の効率化を推し進めているので、コスト削減を本気で目指したい企業は一度相談してみる価値があると言えるでしょう。
ローカスブルー株式会社
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2022年2月28日 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-3-9 ヒューリック渋谷1丁目ビル7階 |
提供サービス | オンライン点群処理ソフトウェア「ScanX」の提供 |
公式サイト | https://locusblue.com/ |
ローカスブルー株式会社は、建設現場の可視化、効率化、安全性の向上を積極的に推し進めている東京都のベンチャー企業です。
ブラウザベースで誰でも簡単に3次元データの編集・解析ができるオンライン点群処理ソフトウェア「ScanX」を提供しています。
導入に際して高スペックなPCを用意したり、ソフトウェアをダウンロードしたりする必要はなく、コストを抑えつつ複数ユーザーでのデータ共有を可能にしてくれます。
また、自動クラス分類や複数プロジェクトの並列処理機能も搭載しているので、建設現場の進捗管理や安全管理にも役立ち、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。
▶参考:土木・建設での活用事例
株式会社CORDER
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2021年2月22日 |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町4−17 |
提供サービス | オンライン点群処理ソフトウェア「ScanX」の提供 |
公式サイト | https://corder.co.jp/ |
株式会社CORDERは、建設業界の積算業務に幅広く携わり、工数削減や業務負担の軽減に貢献する事業を展開しています。
事業内容としては積算代行やコスト削減をメインに据えていますが、近年ではDX化に向けた推進活動にも力を入れていて、先端デジタル技術を活用した業務プロセスの効率化と生産性向上を提案しています。
顧客業務のデジタル化や業務全体の生産性を高めるシステム構築の提供、社員のDX人材育成の強化など、ベンチャー企業ならではの取り組みでDX化に尽力しているのが特長です。
古い慣習に囚われがちな建設業界を一新し、労働環境の改善と業務の効率化を目指しているので、今後の活動にも注目ですね。
建ロボテック株式会社
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2013年7月3日 |
所在地 | 香川県木田郡三木町大字上高岡246番地2 |
提供サービス | ・省力化ロボット「トモロボシリーズ」の企画・開発・販売 ・建設現場省人化ソリューションの企画・開発・販売 ・建設現場DX支援 |
公式サイト | https://kenrobo-tech.com/ |
建ロボテック株式会社は、人的コスト・人員負担の削減を図る現場向けロボット技術の開発を手掛ける香川県の企業です。
建材を運ぶ「運搬トモロボ」をはじめ、鉄鋼・土木・建築・インフラなど、さまざまな業界での労働力不足の解消に貢献しています。
建設現場の作業をロボットに任せることで、自動化や省人化を図れるとともに、現場の安全性を高めて社員を守れるというメリットもあります。
建ロボテック株式会社は東京都にも支社を構えているので、現場にロボット技術を活用したいとお考えの場合は迷わず相談してみましょう。
株式会社Kenzo
項目 | 詳細 |
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設立年 | 令和2年2月14日 |
所在地 | 東京都港区南青山5-13-1 No.42 Arai Bldg. 4F |
提供サービス | ・電子取引プラットフォーム【建設PAD】の運営 ・建設経営コンサルティング ・建設システムの受託開発 |
公式サイト | https://www.kenzo.tech/ |
株式会社Kenzoは「建設業のポテンシャルを最大化する」をモットーとして、業務の簡易化・効率化に取り組んでいる会社です。
主な提供サービスとして、見積もりから請求までクラウド上で完結させる「建設PAD」があります。
契約書類のペーパーレス化、建設業経営のIT化を推進するシステム開発を通じてDXを支援しています。
また、建設業界特化型のM&A事業継承サービスも実施しているため、現場に即した経営に精通している企業と言えるでしょう。
業界に詳しい企業に頼みたいと考えている方は、株式会社Kenzoがおすすめです。
株式会社グローバ
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2014 年10 月1 日 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-14-4 渋谷mImビル4F |
提供サービス | ・建設業向けクラウドサービス「クラフタ」 ・建設業向け人材紹介サービス「建設キャリア」 |
公式サイト | http://www.growba.co.jp/ |
株式会社グローバは建設業向けの各種サービスを展開しており、主な提供サービスとして「クラフタ」と「建設キャリア」があります。
「クラフタ」は、現場の施工情報をパソコンやスマホで一元管理できる建設業界向けの施工管理アプリ。完全無料で誰でも直感的に操作でき、コストを気にせず導入できる魅力尽くしのサービスです。
また、「建設キャリア」では建設業界に特化した人材紹介サービスを展開しています。企業の人手不足解消を目指し、マッチングから入社、人材定着まで一貫サポートしてくれるので、企業にとっても転職希望者にとっても嬉しいサービスです。
DataLabs株式会社
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2020年7月 |
所在地 | 東京都中央区日本橋小舟町8-6 H¹O 日本橋小舟町 709 |
提供サービス | ・3次元データを用いたクラウド型システム「Modely」 ・断面修復工3D出来形管理システム「Hatsuly」 |
公式サイト | https://datalabs.jp/ |
DataLabs株式会社は、3Dモデル化(BIM/CIM)を活用して建設業界のDX化を徹底的に支援しているシステム開発会社です。
中でも点群データを3Dモデルに変換し、自動で実測値を帳票化するクラウド型システム「Modely」は、数々の建設現場で大きな活躍を見せています。
LiDAR搭載のiPadを活用して配筋検査を簡単に行える3D配筋検査システムは、国交省のインフラDX大賞スタートアップ奨励賞を受賞し、NETIS認定も受けているほど。
JR東日本やNEXCO中日本、佐々木建設、清水建設など、計100社以上の利用実績がある優秀なシステムです。
▶参考:https://www.datalabs.jp/modely
建設業経営のDX化を図るパートナーとして、これ以上の適役はいないでしょう。
株式会社GACCI
項目 | 詳細 |
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設立年 | 令和3年2月2日 |
所在地 | 鳥取県鳥取市湖山町東5丁目368番地 |
提供サービス | ・見積業務を最適化するクラウド型サービス「GACCI」 ・建設関連会社へのコンサルティング |
公式サイト | https://gacci.co.jp/ |
株式会社GACCIは鳥取県に拠点を置き、建設業に特化したシステム開発や情報提供を幅広く行っています。
中でも、建設業のプレコンストラクション領域における見積業務を効率化するSaaS管理システム「GACCI」の開発・提供には特に力を入れています。
複数の協力会社との見積依頼や情報管理、長時間労働などの課題を解決し、見積回収と作成を短期間で実現。
見積状況をリアルタイムで共有することにより、待機時間を有効活用し、精度の高い実行予算と見積作成を可能にしてくれます。
設計と施工の間に存在する非効率な業務をデジタルの力で最適化し、経営資源をより付加価値の高い業務に集中させられるGACCIは、まさにDX化支援に最適なシステムと言えるでしょう。
HPではGACCIを実際に導入した企業へのインタビューも掲載されているので、併せてチェックしてみてください。
▶参考:積算業務における過去データの検索や共有が容易に。社員反応良好で、今後はGACCIでデータの統一化、整理、活用を推進
建設業界のDXを推進する会社一覧|大企業編
続いて、建設業界のDX化に積極的に取り組んでいる大企業を3社ご紹介します。
大企業ならではの豊富な資金力や人材、ノウハウを駆使して、建設業界のDX化を牽引してくれることでしょう。
株式会社ROOT LINK
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2016年9月16日 |
所在地 | 北海道札幌市中央区北5条西2丁目5番地JRタワーオフィスプラザさっぽろ16F |
提供サービス | ・Salesforceを使ったDX支援 ・その他コンサルティング業 |
公式サイト | https://rootlink.jp/ |
株式会社ROOT LINKは、クラウドベースの顧客関係管理(CRM)ソフトウェア「Salesforce」の導入支援サービスを展開しています。
住宅業界に精通した知識と経験を活かし、業界特有の業務の流れを理解しているスタッフが導入後もシステムの運用をサポートし続けてくれます。
ROOT LINKの導入支援の最大の魅力は、Salesforceの標準機能を有効活用することでムダなコストを省きつつ、顧客のニーズに合わせた柔軟な対応をしてくれるところです。
定期的なミーティングを開いて進捗確認をしたり、認識のズレを早期に修正したりして効率的にシステム構築を進めてくれます。
システム関連の知識に疎くてDX化が遅れている…という企業は、一度無料相談を利用してみましょう。
▶参考:CASE STUDY 導入事例
株式会社エイトレッド
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2007年4月 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2丁目15番地1号 渋谷クロスタワー1F |
提供サービス | ・パッケージ型ワークフローシステム「AgileWorks」 ・クラウド型ワークフローシステム「X-point Cloud」 |
公式サイト | https://www.atled.jp/ |
株式会社エイトレッドは、ワークフローシステムの研究開発のスペシャリストとして知られている東京の大企業です。
主な提供製品として、パッケージ型の「AgileWorks」とクラウド型の「X-point Cloud」があります。
ワークフローシステムは、あらゆる業界における煩雑な業務プロセスを効率化し、DX化を推進してくれる強力なツールです。
建設業界も例外ではなく、各種申請や請求書などの手続きを電子化することで、生産性の向上やコスト削減、内部統制の強化など、さまざままメリットをもたらします。
非効率な申請作業や不透明な承認フロー、情報共有の体制に課題を感じている方は、社内手続きを一元管理できるシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
▶参考:AgileWorksの導入事例
セーフィー株式会社
項目 | 詳細 |
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設立年 | 2014年10月23日 |
所在地 | 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー |
提供サービス | ・クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営 |
公式サイト | https://safie.co.jp/ |
セーフィー株式会社は、カメラ映像のクラウド化技術を独自に研究開発・運用していることを強みとし、東京都の本社に加えて関西とタイにも支社を構えているほどの大企業です。
中でも提供製品であるクラウドカメラ「Safie」は、施工管理や工程管理、安全点検をリモートでできるようにし、建設現場の人手不足や効率化に大きく貢献してくれます。
最大1,440倍速のタイムラプス動画やマルチビューアー機能も搭載していて、複数現場の進捗を効率良く可視化。遠隔からの指示や確認もできるので、夜間の防犯にも対応しています。
建設業界のDX化を推進するための強力なツールとして、ぜひともチェックしておきたいアイテムです。
▶参考:現場の防犯から遠隔臨場まで!Safieのクラウドカメラ
建設業界のDXにお悩みを持つ企業様からよくある質問
最後に、建設業界のDX化を検討している企業様からよく寄せられる質問をまとめました。
導入前の予備知識としてご覧ください。
Q.どこから業務効率化すれば良いかわかりません
A. 一口に業務効率化といっても、実際にできることは無数にあります。
簡単に列挙するだけでも以下のようにたくさんの選択肢があるのが実情です。
- 工事台帳作成
- 工程管理
- 進捗管理
- 安全管理
- 情報共有
- 設計図面管理
- 積算業務
- 顧客とのコミュニケーション
このように、企業内の状況によって取り組むべきDX化の内容は大きく異なるのです。まずは、自社の課題を明確にし、どの業務から効率化に取り組むべきかを洗い出しましょう。
基本的には、経営に近い原価管理業務から効率化することを推奨しています。
工事台帳の作成などは、弊社が提供する「工事台帳アシストAI」でかなり効率化できます。
▶︎【最新ツールあり】おすすめ工事台帳ソフト10選!自社に合ったサービスが見つかる!
Q.なぜ、建設業界のDXが注目されているのですか?
A. 建設業界におけるDX化は、現在国が総力を上げて取り組んでいる課題であることが注目されている理由と言えます。
実際、国土交通省が発表した方針では以下のように、「業界内外・産学官も含めて」さまざまな組織を巻き込んでいくとしています。
・データの力で、インフラを変え、国土を変え、社会を変える
・業界内外・産学官も含めて組織横断的に取り組む
引用:国土交通省『DXに向けた取組』よりまた、下記は、一般財団法人 建設物価調査会の建設物価について発表したデータを元にグラフ化したものです。
2015年から比較して、資材価格は約1.5倍となっており、DXの中でも「コスト削減」や「原価管理」の注目度は高まっています。、
加えて、国土交通省はDX化を通じて建設業界だけでなく、通信業界や占用事業者、サービス業界など国を支えるあらゆるインフラのあり方を変えていくとも発表しています。
1.「インフラの作り方」の変革
~現場にしばられずに現場管理が可能に~
組織横断的な取組により技術の横展開、シナジー効果
2.「インフラの使い方」の変革
~賢く”Smart”、安全に“Safe“、持続可能に“Sustainable”~
3.「データの活かし方」の変革
~より分かりやすく、より使いやすく~
引用:国土交通省『DXに向けた取組』より
これらを踏まえると、他の業界と比べてデジタル化が遅れている建設業界においてDX化が叫ばれているのも納得できます。
Q.建設業界のDXは具体的に何をするんですか?
A. 建設業界のDXは、具体的には以下の様な取り組みです。
- 現場のデジタル化
工事台帳の電子化、工程管理システムの導入、現場作業員のスマートフォン活用など - BIM/CIMの導入
設計図面を3次元モデルで管理することで、設計変更の発生抑制、工程管理の可視化、コスト管理の精度向上などを実現 - IoT技術の活用
センサーやカメラなどのIoTデバイスを活用することで、現場の状況をリアルタイムで把握し、データに基づいた効率的な作業計画や安全管理を実現 - AI技術の活用
画像認識技術、自然言語処理技術などを活用することで、作業員の安全確保、危険予知、作業進捗の管理などを支援 - クラウドサービスの導入
クラウドサービスを活用することで、場所を選ばずにアクセスできるようになり、情報共有やデータ管理を効率的に行うことが可能 - ロボット技術の活用
建設作業の自動化を実現することで、労働力不足の解消、安全性の向上、作業効率の向上などを実現 - VR/AR技術の活用
VR/AR技術を用いて、建設現場のシミュレーション、安全教育、品質管理などを支援
これらの取り組みを進めることで、建設業界はより効率的で安全な作業環境を実現し、顧客満足度も向上させることができます。
まとめ|建築業界のDXにお悩みの企業様は「ネクスゲート」にご相談ください!
今回は、建設業界のDXを支援する企業をベンチャー企業から大企業まで幅広く紹介しました。
先ほどもお伝えしたように、建設業界のDX化は国内で推進されている取り組みであり、経営を続けていく中でもはや避けては通れない課題です。
DX化にもさまざまなアプローチがあるので、自社の課題やニーズに合った企業を見つけることで未来を大きく変えることができるでしょう。
ネクスゲートでは、建設現場の業務効率化を支援する「工事台帳アシストAI」を提供しています。
従来は手作業で行っていた工事台帳作成を大幅に効率化し、原価管理にかかる負担を軽減できるので、DX化を進めていくための一歩としてぜひご活用ください。
▼本記事で紹介したベンチャー・スタートアップ企業一覧
企業名 | 提供サービス |
---|---|
ネクスゲート株式会社 | ・工事台帳アシストAI ・建設業向けコンサルティングサービス |
株式会社クアンド | 現場向けリモートコラボレーションツール「SynQ Remote(シンクリモート)」 |
株式会社Polyuse | ・建設用3Dプリンタ「Polyuse One」 ・その他建設業界特化型の技術開発 |
ローカスブルー株式会社 | オンライン点群処理ソフトウェア「ScanX」 |
株式会社CORDER | オンライン点群処理ソフトウェア「ScanX」 |
建ロボテック株式会社 | ・省力化ロボット「トモロボシリーズ」の企画・開発・販売 ・建設現場省人化ソリューションの企画・開発・販売 ・建設現場DX支援 |
株式会社Kenzo | ・電子取引プラットフォーム【建設PAD】 ・建設経営コンサルティング ・建設システムの受託開発 |
株式会社グローバ | ・建設業向けクラウドサービス「クラフタ」 ・建設業向け人材紹介サービス「建設キャリア」 |
DataLabs株式会社 | ・3次元データを用いたクラウド型システム「Modely」 ・断面修復工3D出来形管理システム「Hatsuly」 |
株式会社GACCI | ・見積業務を最適化するクラウド型サービス「GACCI」 ・建設関連会社へのコンサルティング |