【2024年最新】工事台帳のエクセルテンプレートを無料配布!ページから無料でダウンロード◎
工事台帳は工事ごとの収支や進捗を管理するうえで欠かせない書類ですが、エクセルで作成するには手間がかかりやすく、担当者のスキルに依存する「属人化」のリスクもあります。
そこで今回は、どなたでも簡単に使える工事台帳のエクセルテンプレートを無料でダウンロードできるよう準備しました。
また、本記事では原価管理や予算管理をまとめて効率化できる工事台帳ソフトの魅力についても触れていきます。
ぜひ専用ソフトを活用して、日々の工事管理をもっとシンプルにしてみましょう。
弊社が提供する「工事台帳アシストAI」は、2024年の最新ツールです。
ぜひ、お試しください。
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導入前と比較すると、工事台帳の作成業務を約80%も削減可能です。
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実際にエクセルで工事台帳を作るとどんな感じになるのか、試したことが無い方はこちらの動画もチェックしておきましょう。
【注意】工事台帳のエクセルテンプレートのダウンロード前に
エクセルは表計算ソフトとして広く普及しており、誰でも簡単に操作できるため、工事台帳の作成にも適しているように思えます。
しかし、工事台帳は単なる表データではありません。現場の状況や工程、費用などを正確に記録して管理するためのものであり、会計監査等の際にも公の証拠となる大切な資料です。
エクセルで工事台帳を作成することの一体何が問題なのか…4つの観点から掘り下げていきましょう。
①単純に作成工数がかかる
工事台帳は工事の進捗状況や費用、材料の数量、作業員の情報など、さまざまな情報を記録していく必要があります。
エクセルテンプレートをベースにしても、これらの情報を一つずつ入力していく作業は想像以上に時間がかかるものです。
特に複数の現場を管理している場合や、工事内容が複雑な場合は膨大な時間と労力を費やすことになります。
手書きよりはエクセルのほうがよっぽど早く作成できますが、根本的に業務を効率化するなら専用のソフトを使いましょう。
▶参考:【最新ツールあり】おすすめ工事台帳ソフト10選!自社に合ったサービスが見つかる!小規模でも◎
②特定の情報を検索する際に手間がかかる
エクセルで作成した工事台帳から特定の情報を検索する場合、手動でデータを探し出す必要があります。
例えば「特定の材料の数量を調べたい」「特定の作業員の作業時間を知りたい」といった場合、膨大なデータの中から該当する情報を探すのは非常に手間がかかります。
必要なデータをすぐに用意できないのは、業務の効率を下げる原因にもなりかねません。
③オンライン共有の難しさと属人化のリスクがある
クラウド上で管理するGoogleスプレッドシート等とは異なり、オフラインのエクセルファイルはメールやUSBメモリなどを使って共有しなければなりません。
ファイルのバージョン管理やアクセス権限の管理が煩雑になりやすく、またデータの更新状況が共有されないので行き違いになる可能性もあります。
また、エクセルは使い慣れていないと作業に時間がかかるため、「属人化」が発生するリスクもあります。
属人化とは、個人のスキルに依存して担当者にしか扱えない状況になること。
担当者が有休を取っていたり移動したりした場合に、他の誰も工事台帳の扱い方が分からない…なんてことになりかねません。
建設業で長く経営を続けていくためには、業務の引き継ぎもスムーズにできる体制を整えなければならないのは当然のことです。
誰でも直感的に操作できて、すぐに扱い慣れるような使いやすい工事台帳を導入しましょう。
④人的ミスや改竄のリスクがある
エクセルで作成した工事台帳は、人為的なミスや改竄のリスクを防ぎきれないのも難点です。
エクセルを使ったことがある方なら分かるかもしれませんが、ちょっとした数字の入力ミスや誤字があっても、それを教えてくれるような機能はありません。
関数が間違っていたらエラー表示になることはありますが、パッと見て分からないような数字の間違いは見逃してしまう可能性が大いにあるのです。
これらのリスクを考慮すると、やはり工事台帳を作成するには機能が充実している専用のソフトを使うのが得策と言えるでしょう。
【2024年最新版】工事台帳のエクセルテンプレートはこちらから無料ダウンロード!
前置きが長くなってしまいましたが、工事台帳作成に役立つエクセルテンプレートを無料ダウンロードできるようにご用意しました。
下記のリンクからダウンロードができます。
内容は最新の建築業界で主流になっている形式をもとに、弊社ネクスゲートで作成しました。
すでにエクセルのテンプレートをお持ちの方でも、何年も同じ古い様式のものを使い続けている…という場合はぜひご利用ください。
【専門家が考察】エクセルテンプレートを使用した工事台帳の作り方
前述したように、エクセルで工事台帳作成をつくるにはさまざまな課題があります。
慣れるまではコツが要るので、まずはエクセルテンプレートを用いた工事台帳作成の基本的な手順をチェックしていきましょう。
- STEP1:自社の工事台帳の必要項目を精査
- STEP2:工事台帳のエクセルテンプレートをダウンロード
- STEP3:自社に適した形式にカスタマイズ
- STEP4:運用時のポイント
先ほどダウンロードした「2024年最新版:工事台帳の無料テンプレート」を使いながら、作り方を一つずつ確認してみてください。
STEP1:自社の工事台帳の必要項目を精査
工事台帳において、必要になる項目をご紹介します。
以下の内容を参考に、自社において必要な項目を選定しましょう。
▼工事に関連する項目
工事に関連する詳細情報で、工事台帳の上部にまとめて記載します。
・工事番号:工事現場毎に番号を振っている企業様において必要になります
・工事名
・発注者
・工事場所
・着工日・竣工日:予定日と実際の日程を分けて記載する企業様もいらっしゃいます
・契約年月日・金額:契約変更に対応できるように、作成する企業様が多くいらっしゃいます
など
▼取引明細に関連する項目
工事に関連する項目の下に、明細をまとめて記載します。
明細は大きく4つのカテゴリに分類して集計をします。
・材料費
工事を行う際に仕入れが必要な材料の費用の合計です。
材料の単価だけでなく、仕入れる際の運送費なども指します。
・労務費
工事を行うにあたって雇った作業員の給料や、人件費としてかかった費用です。
賃金に加えて、交通費や各種手当も合計して記載します。
労務費は工事に携わった作業員に支払ったお金であり、工事現場で雇われた事務員などの給料や人件費は含まれません。
・外注費
外注費は、自社で雇用していない職人や下請け業者、協力業者の作業員に対して支払う費用を意味します。
・経費
工事にかかった費用のうち、上記の「材料費」「労務費」「外注費」に当てはまらない費用を指します。
工事現場の光熱費、工事現場で雇われている事務員などの給料、重機を借りた場合にかかった費用などが該当します。
何にどれだけの費用がかかったかわかるように、更に細かく分けて集計する企業様も多くいらっしゃいます。
STEP2:工事台帳のエクセルテンプレートをダウンロード
一から工事台帳を作ると、手間も時間もかかるため、テンプレートを活用します。
インターネット上には無料で利用できるテンプレートがたくさんあるため、積極的に活用してみてください。
STEP3:自社に適した形式にカスタマイズ
▼自社の必要項目をテンプレートへ反映する
自社に適した工事台帳にするため、STEP1にて精査した項目を工事台帳のテンプレートへ反映します。
▼エクセルの機能を利用する
エクセルには簡単な操作で工事台帳の作成ができる機能が多数あります。
合計金額を計算するにはSUM関数を利用します。
テンプレートでは、材料費・労務費・外注費・経費などの合計を出すためにSUM関数を利用しています。
関数がずれると計算結果も変わるので、利用する際は十分に確認しましょう。
STEP4:運用時のポイント
エクセルで工事台帳を作成した後、実際に運用する際のポイントをご紹介します。
▼マスターシートをコピーして利用する
工事台帳はマスターシート(直接入力しないシート)をコピーして利用しましょう。
作成する人によって、シートの雛形が変わることを防ぐためです。
また、コピーしたシートに現場や発注者などのわかりやすい名前をつけると、効率よく探すことができます。
▼消費税率を適切に設定する
金額について、税込・税抜のどちらで入力するかを決めましょう。
また、消費税率は8%から10%へ変更されているので、消費税額を計算する場合は10%になっているか確認をしましょう。
▼属人化しないようにする
エクセルの編集が得意な人だけが操作できる「属人的な状態」にならないようにしましょう。
万が一その人が退職すると、工事台帳の作成や編集ができなくなります。
工事台帳は無料のエクセルテンプレートで作成するべき?よくある質問に答えました
工事台帳のエクセルテンプレートに関するよくある質問をまとめました。ご自身で作成する際に疑問に思われる点があれば、ぜひ参考にしてください。
Q.工事台帳をエクセルで作成する際に写真はどのように貼り付けますか?
エクセルで作成した工事台帳に写真を貼り付けるには、以下の手順に従います。
- 貼り付けたい写真のファイルを開きます。
- 写真をコピーします。
- エクセルの工事台帳を開き、写真を貼り付けたいセルを選択します。
- 貼り付けたい場所に写真を貼り付けます。
なお、貼り付けた写真がシートに対して大きすぎる場合はサイズを調整しましょう。
文章で読むと難しく見えるかもしれませんが、実際はExcelの基本的な操作だけでできます。
以下の動画も併せてチェックしてみてください。
Q.そもそも工事台帳って何ですか?
工事台帳とは、工事の記録を残すための帳簿です。
工事の種類や場所、工期、費用のほか、発注者や作業員、材料の詳細など、工事に関するあらゆる情報を記録します。
作成をする最大の目的な原価管理をすることですが、他にも工事の進捗状況を確認したり、トラブル発生時に原因を探るときなどにも役立つので馬鹿にできません。
近年では台帳作成のICT化も進んでおり、専用のソフトやシステムを利用して作成・管理するケースも増えています。
経営を改善していくなら、まずは重要な工事台帳を正しく記録して管理するところから始めていきましょう。
▶参考:工事台帳とは?なんのために作成するの?専門家が詳しく解説!
Q.工事台帳の作成は義務ですか?
工事台帳の作成は、義務ではありません。
※施工体制台帳の作成は、義務ですので混同しないように注意してください。
発注者から直接建設工事を請け負った建設業者は、下請代金の額が 4,000万円(建築一式工事の場合は 6,000 万円)以上の場合には、建設工事の適切な施工を確保するため、施工体制台帳を作成しなければならないこととされています。
引用:国土交通省「施工体制台帳の作成等について」の改正について
工事台帳の作成ルールに関しては、下記の記事をご覧ください。
まとめ:工事台帳の作成エクセルテンプレートでなく「専用のソフト」を強く推奨
以上、今回は無料のエクセルテンプレートを配布しましたが、いずれは工事台帳ソフトの導入も検討していきましょう。
エクセルは費用をかけずに工事台帳を作成できるメリットがある一方、「作成工数がかかる」「検索が面倒」「オンライン共有が難しい」「セキュリティ面が弱い」などのデメリットがあります。
より効率的に工事台帳を作成・管理し、現場の業務効率化を図るためにも、工事台帳専用のソフトを導入して手早く自動化していくことをおすすめします。
弊社が提供する「工事台帳アシストAI」は、初めての方でも操作しやすいデザインが特徴の2024年最新ツールです。
クラウド型の工事台帳システムで、現場での作業状況や工程、費用などをリアルタイムで簡単に記録・管理できます。
ぜひ、お試しください。
受領書類をアップロードするだけ!面倒な手入力の業務はなくなります。
導入前と比較すると、工事台帳の作成業務を約80%も削減可能です。
資料請求はこちらからできます。