国土交通省は5月25日、令和8(2026)年5月1日〜5日時点における「主要建設資材需給・価格動向調査」の結果を公表した。足元ではナフサ関連の価格動向をはじめとする厳しい調達環境への懸念が続いているものの、同省が調査対象とする主要7資材13品目については、需給・在庫ともに安定的な推移(問題のない状況)を示している。一方、価格面ではアスファルトや鋼材など一部の資材で「やや上昇」が見られた。
調査結果の概要は以下の通り。
1. 需給動向および在庫状況(主要13品目)
足元の原材料市場に不透明感が残るなか、国交省が指定する主要13品目においては、供給不足などの大きな混乱は見られず安定している。
- 需給動向: 全ての調査対象資材(13品目)で「均衡」(問題なし)
- 在庫状況: 全ての調査対象資材で「普通」
- ※在庫調査は、骨材(4品目)、異形棒鋼、H形鋼、木材(2品目)などが対象。
2. 価格動向
調査対象となる13品目のうち、アスファルトや鋼材、石油製品など一部の資材で上向きの傾向が見られるものの、その他の資材はすべて「横ばい」で推移している。
- 「やや上昇」の資材(6品目):
- アスファルト合材(新材)
- アスファルト合材(再生材)
- 異形棒鋼
- H形鋼
- 木材(型枠用合板)
- 石油(軽油)
- 「横ばい」の資材(7品目):
- セメント(普通ポルトランド バラ物)
- 生コンクリート(建築用)
- 骨材(砂)
- 骨材(砂利)
- 骨材(砕石)
- 骨材(再生砕石)
- 木材(製材)
同調査は、建設資材の需給・価格・在庫の変動状況を把握するため、国交省が毎月実施している。